木質バイオマス日誌 -4ページ目

綿毛と抜け毛

ドロノキの下にクモが巣をかけた。
クモ2

この画像ではわかりにくいが。

(近頃拡大画像がでない。原因不明。)

巣だけアップにしてみる。
クモ1

ドロノキのふわふわの綿付き種が一面に貼りついている。
ドロ

これでは肝心の虫が捕れないだろうに。

ドロノキ、綿毛のシーズン。


我が家のはんちゃんも抜け毛がすごい。
はんちゃん

毎日掃除機で吸っても湧き出る毛の束。

毎夜、顔にこの体を押し付けられて寝ている。

じん肺になりそう・・。

マイマイガ訂正

昨日アップしたマイマイガ情報が混乱していることが、今日判明した。

↓これ、マイマイガ。
マイマイガ

で、これ↓カシワマイマイ。
カシワマイマイ


つまり、紅をひいたきれいなのはカシワマイマイで、マイマイガは紅なし。

昨日の写真のうち、電柱分だけはマイマイガで、他2つはカシワマイマイ。

やはり、虫ど素人、誤情報にご注意を。


今日のM先生の講座は大変おもしろかった。

惜しむらくは聴講生が少なくて、子ども対象のはずが、半世紀以上前の子どもが過半数だった。


関係ない昨夕の空添付してみます。
空

あ、今日から高知でよさこいが始まる。

マイマイガ

昨年県北で大発生したマイマイガ、今年は盛岡でも勢い盛んだ

マイマイガ1 それ増やすぞ増やすぞ。

♂小さい!そして地味!


6日におこなわれた事務局会でもその話題が出た。

事務局の面々、木質バイオマスだけでなく、マイマイガにも詳しい。

県職N氏「あの卵は3日もかけて産むらしいですよ。」

へえ。

会長I氏「落葉樹ならカラマツでも食べるらしいです。」

なるほど、それでカラマツの木の下に、マイマイガ糞に囲まれたアリの巣ができるわけか。

これって、雨が降ると、糞が膨張して部屋の中で圧死しそう。
糞の巣


普通お母ちゃんは、子どもが生まれたときすぐ食べ物にありつけるように、食草に卵を産む。

あれ?アカマツって落葉樹か?

マイマイガ2


いくらなんでも電柱は食草じゃないだろう。
マイマイガ電柱


今日、渋民に出かけたら、ここでは地面すれすれのコンクリートまで卵だらけだった。

それにしても、これがマイマイガでなく、マイマイチョウだったら、大量発生しても

「マイマイチョウ乱舞。」とか「みごとな白い群れ」とか言われただろうに。

白っぽい体に、ちょっと紅をひいたような、結構きれいな蛾なんだけどね。


さて、I会長のネタは同僚のM先生からの受け売りらしい。

この先生、うら若き女性で、おまけに美しい。

嘘だと思うなら、明日県立博物館 で講演会があるから、ご確認ください。










教職員等セミナー

ぎりぎりお知らせです。

8月5日(火)、岩手大学滝沢演習林で教職員等セミナーが開かれます。

この「等」がみそでして、森林環境教育に興味がある方ならば、どなたでも諸手をあげて歓迎です。

何せ、この事業(森のゼミナール推進事業)自体の発注が6月に入ってから。

それから教職員を対象のセミナーを開くんだ。

夏休み中がいいんだ。

なんて言っても、広報の限界があるでしょうに・・。

ま、当方兵隊なので文句は言わんとこ。


以下、内容です。


教職員等セミナー

画像が小さすぎるので、説明します。


主催:岩手県、岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育センター

企画運営:(社)岩手県緑化推進委員会

タイトル「子どもに伝える 森のめぐみ 森のちえ!」

キャッチコピー

○歩いて知る多様な森林

○すぐに使える森の学習プログラム

○いわてから世界まで森林・林業の現状

○森を楽しむときに知っておきたい注意点

【講師】

山本信次氏(岩手大学農学部准教授)

いわて森林インストラクター会会員

【日時】

8月5日(火)午前10時から午後4時

【場所】

岩手大学農学部附属滝沢演習林(TEL/019-688-4101)

【集合】

9時45分までに現地集合(巣子駅まで送迎あり)

【服装】

長袖、長ズボン、帽子、野外活動のできる靴

【持ち物】

昼食、飲み物、タオル、筆記用具、雨具

【申込】

名前、住所、電話番号(FAX番号)、(E-Mailアドレス)、所属、巣子駅からの送迎が必要な場合はその旨を記載のうえ、岩手県緑化推進委員会iwateryokuka@echna.ne.jp へ。

もうこの際前日5時まで受け付けます!


でも、参加者が楽しんでくださるプログラムを知恵をしぼって画策しているので、きっとご満足いただけるはず。

お申込をお待ちしています。




可愛くないもの

たかだか1匹のウスタビガを相手に、「這えば立て、立てば歩め」の親心。

そのくせ、菜っ葉を収穫し、熱湯に放り込み、一緒に茹で上がったモンシロチョウ幼虫を溜め水で洗い落としている。

畑で悪さしちゃいけません。

以下、愛情の湧かない面々。


同じく菜っ葉につく、ナガメ。
ナガメ

いつ見ても交尾中。


パセリの花で、こちらも常に交尾中のアカスジカメムシ。
アカスジカメムシ

この2種は見て見ぬふり。


しかし、こいつは許さないよ。

ジャガイモの葉っぱを今や完食しそうなオオニジュウヤホシテントウ。

テントウムシ

動物の子どもは愛情を得るために可愛くできている、って話を聞いたことがある。

が、子どもはもっと可愛くない。
テントウムシ幼虫




蛹化

先週更新をサボっている間に、トラガの幼虫が蛹になった。

トラガ蛹

手前は、脱ぎ捨てた最後の衣装。

このまま越冬、来春登場予定。


ウスタビ君も一応繭をつくった。

が、がま口半開き、繭極薄。

人工保育だと、こういうところでちゃんとできない子が育つのか。
ウスタビ繭

これは、ほどなく登場予定。

頑張れ!

24日の地震

地震のあと、高知をはじめあちこちの友人が、心配して連絡をくれる。

感謝 ありがとう

何しろ家族もばらばらに住んでいるので、無事を確かめ、知らせるのに時間がかかった。

驚いたことに、最初につながったのは海外に住む長女からの電話だった。

大船渡に住む三女のところは、海フェスタ用展示物 に被害があったようだ。

西鎌倉の次女からは昼過ぎに電話がかかってきた。

現在航海訓練中四女も洋上から電話をくれた。

まあ、心配は親より動物たちみたいだけど。

セクシーポーズのズキンちゃん。「だいじょうぶよ♪」
ズキン


そのとき、爆睡中だった猫たちは飛び起きて、右往左往した。

そして、揺れがおさまると夜食を要求し、余震が怖くて眠れない飼い主を尻目に、再び爆睡。

幸い被害は、台所の高いところに隠し置いている飼育ケース(プリンの空き容器)が2つ落ちただけだった。

久慈の知人の話では、報道関係から「どこか大きく崩れているところはないのか?」と要求されるそうだ。

ビジュアル効果のない地震でごめんなさいね。

被害のあった方にはお見舞い申し上げます。


酷暑

今日の盛岡は暑かった。

ムシムシムシムシムシムシ・・。


大学の先生にお願い事があり、午後から2つの大学訪問をする。

まずは、岩手大学農学部 I 先生。

4階の研究室は、想像を絶する暑さだった。

続いて、岩手大学教育学部K先生。

4階の研究室は、かなり暑かった。

さらに、足を伸ばして、岩手県立大学Y先生。

3階の研究室には風が流れていた。


ということで、堂々の暑い研究室第1位の住人は、我らが研究会会長

あの研究室は人間の生息域とは思えない。


涼を求めて、夕方、帰途につく三高ボート部の画像を貼る。
ボート部


ご案内2件

昨晩、県庁にて事務局会をおこないました。

6階までさんさの太鼓の音が響いてきました。

本格的な夏到来です。


ご案内です。

明日の晩、松園の観察園でホタルの観察会が開かれます。

お近くの方はぜひ!

ホタルチラシ


ついでに、20日午前中には滝沢森林公園で定例観察会 が開かれます。

ここで相方とご案内役を務めます。

連休の中日、近場観察会はどう考えてもお客さんが少ないでしょう。

ひっそり務めさせていただきます。

今から3回目の下見だわさ。



余計なお世話

ウスタビ君が半海老ぞりになったまま、動かない。

ウスタビ

すわ、蛹化の始まりだ!

過去に、カブトムシの幼虫さわりまくり大失敗、という経験をしているので、ここはそっと見守る。

じっと見守る。

じーっと見守る。

変化がない。

ん?本体には変化ないが、餌のクリの葉が全くなくなって、フンがいっぱい落ちている。

なんだ、普通にまだ幼虫しているんだ。

クリの葉を更新したら、また元気に食べていた。

繭が作れないのかと、一時はおかあちゃんの空繭を与えることまで考えた。

鳥の巣箱じゃないから、どうかと思うけど。


観察園で、シリアゲムシが交尾中だった。

シリアゲ

右側黒いものはヤマグワの実。

オスは「ほれ、ここにこんなステキな餌があるよ。」ってメスを呼んで、メスがそれをチューチューしている隙に交尾するんだって。

ブランド金目系のプレゼントをされたお嬢さん、気をつけましょう。


四十四田てすりではスズメガが交尾中。

クチバスズメというらしい。
クチバスズメ


何見てんだよ!怒るよ!
クチバスズメ顔