フユシャクしつこくもっと
先週は寒の戻りで、雪は降るし氷は張るし・・・。
毎年のことといえども、春間近気分になってからの寒さは身に沁みる。
今日はお日様が出ていたので、フクジュソウも大喜び。
虫も憩う。
ものの本によると、フクジュソウは蜜がないそうで、花粉と、この「ピッカリあでやか」だけで虫を誘うとか。
「見た目より絶対食べ物」派の私はアブ以下か。
さて、またしてもフユシャク街道へ。
この卵、何かに似ていると思ったら、我が家の安物ループカーペット。
が、今日、産んだ直後らしい個体を見つけて、驚いた。
腹毛をまぶしていない卵の美しいこと!
あのチヤホヤされているヒメギフチョウのそれと
、まごうばかりだった。
フユシャクもっと
土曜日に出会ったフユシャク♀に味をしめ、昨日、今日とフユシャク街道と名付けたそこに日参する。
いるわ、いるわ。
おそらく2種類が、全部で10匹以上の賑わいだ。
フユシャクのサイト を見つけたことと、♂も同席していたため、無謀にも同定を試みる。
クロテンフユシャク らしい。
羽裾のフリンジに注目! おしゃれ?
奥様のこの姿はコーリングポーズというのだそうな。
いわゆる、フェロモン撒き散らし、砕いて申せばお色気芬々ってやつ?
が、もう1種はなんだかわからなかった。
このちび羽が愛らしい。
おそらく、これが旦那。
さて、近くをウロウロしていたミノムシがいる。
蓑は全長1cmに満たないサイズで、かなりきっちりした紡錘形だ。
なぎさ水族館
所用で山口県周防大島まで出かけた。
仙台から名古屋までフェリーで約22時間。
名古屋から車で約10時間。
島へは橋で渡ることができる。
その頃から天気は大荒れで、暗闇の大雨の中を走る。
疲れてきて、同乗の娘との会話がけんか腰になったころ宿に着いた。
翌朝、宿の窓から外を見る。
昨日の天気が少し残ってどんよりしているが、瀬戸内らしい静かな海だ。
この島に、「なぎさ水族館」という、日本一小さな水族館がある。
右側の青い屋根の下が展示室で、左側の1階が全面タッチプール。
展示室は手入れが行き届き、解説も丁寧だ。
ミズクラゲは成体だけでなく、エフィラ、ポリープ、とすべての過程がそれぞれの水槽に展示されていた。
タッチプールの規模は半端じゃない。
ヒトデやナマコがいるのは一般的だが、
奥のほうには何やら30cmほどの魚が群れで泳ぎ、手前の平たいのはエイ。
その他、2mほどのサメ(ドチザメ?)や頭が水深に収まらないコブダイなんてのも泳いでいる。
これら全てをさわることができる!
展示物は地元にこだわり(何故かクリオネもいるけど)、地域の人に親しまれる水族館がコンセプトらしい。
やるじゃん、なぎさ水族館。
高松の池
昨日今日と暖房いらずのぽかぽか陽気である。
庭の雪もだいぶ溶けた。
そうなると今度は目立つ雑草たち。
そういう現実からは目をそむけて、久しぶりに高松の池に行ってみた。
前回全面結氷だったのがウソのような春の日差しの中、いつになく近くでミコアイサが泳ぐ。
(近い割に写真が悪い・・。)
ヘン。
お客様に一番人気はキンクロハジロだった。
「あいや、あの黒いの、かわいいごった。
あだま、はねでる!」と言われていた。
ちなみに「はねでる」は「跳ねてる。」であって、「羽出る。」ではない。
後者でも通じるか。
私もキンクロ君大好きです。
今年は餌やり自粛で、気のせいかハクチョウの様子が恨みがましい。
これは北上川で撮ったハクチョウ↓
結構遠かったが、いわゆる眼見状態で静かに(だけどハイスピードで)近づいてくる。
怖い。
高松の池のハクチョウは、縁を歩くと同じペースで移動する。
測ったら、人間の左右計2歩が、ハクチョウの片足一かきだった。
あのでかい黒い水かき、効率がよろしい。
続木質バイオマス普及のためのパネル
結局先週はかなりの部分、「パネル活用しませんか?」に時間を費やしたような気がする。
某役場。
「どうのこうので・・・・・いかがでしょうか?」
「担当がいません。」
(この声、3回電話して、3回同じ人が出た。小心者がおびえるキツイ声でした。)
「いつでしたらいらっしゃいますか?」
「さあ、明日はいないし、明後日はわからないし。明後日の朝8時半ならいるはずです。」
「ではその頃にあらためてお電話させていただきます。」
研究会は200名弱の会員の会費で運営されている。
個人会員年間2000円、団体会員年間5000円。
つまり年間予算は純粋には50万円程度である。
事務局予算は推して知るべし。
朝8時半から仕事しちゃったら、いくら単価安くたって予算が不足する。
でも仕方がないから8時35分、某役場に携帯から電話した。
この時間、のお散歩タイムである。
いつものキツイ声がが出て、担当に代わる刹那、犬が朝のを始めた。
2本の手に、リード、携帯、 ビニール袋。
リードとビニール袋を優先した結果、携帯が耳から離れる。
作業を数秒で済ませて、携帯に戻ると、
「いりませんから。」
それ以上お薦めする気力もなく、
「承知しました。ありがとうございました。」と電話を切る。
さて、その後、携帯の留守録が満タンであることに気づく。
再生したら
「いりませんから。」
「いりませんから。」
満タンでその言葉が入っていた。
どうやら作業のとき、誤って録音ボタンを押してしまったらしい。
もう、パネルの活用願いはやめました。
原因の一助を担った彼↓