なぎさ水族館
所用で山口県周防大島まで出かけた。
仙台から名古屋までフェリーで約22時間。
名古屋から車で約10時間。
島へは橋で渡ることができる。
その頃から天気は大荒れで、暗闇の大雨の中を走る。
疲れてきて、同乗の娘との会話がけんか腰になったころ宿に着いた。
翌朝、宿の窓から外を見る。
昨日の天気が少し残ってどんよりしているが、瀬戸内らしい静かな海だ。
この島に、「なぎさ水族館」という、日本一小さな水族館がある。
右側の青い屋根の下が展示室で、左側の1階が全面タッチプール。
展示室は手入れが行き届き、解説も丁寧だ。
ミズクラゲは成体だけでなく、エフィラ、ポリープ、とすべての過程がそれぞれの水槽に展示されていた。
タッチプールの規模は半端じゃない。
ヒトデやナマコがいるのは一般的だが、
奥のほうには何やら30cmほどの魚が群れで泳ぎ、手前の平たいのはエイ。
その他、2mほどのサメ(ドチザメ?)や頭が水深に収まらないコブダイなんてのも泳いでいる。
これら全てをさわることができる!
展示物は地元にこだわり(何故かクリオネもいるけど)、地域の人に親しまれる水族館がコンセプトらしい。
やるじゃん、なぎさ水族館。