木質バイオマス日誌 -7ページ目

観察園の春進む

観察園のきれいどころが開花始めた。

おなじみミズバショウ。

ミズバショウ

ウグイスカグラ
ウグイスカグラ


コゴミも開花?  とは言わないか。

コゴミ

あまりに貧相で食指が動かず、ピントが合っていなかった。

こんないたいけなコゴミでも、おそらく数日後には誰かに採られている。

岩手県人、のがさないぞー!


もひとつ、まだシーズンには早いのに逃していないものがあった。

タラノキぶち折り状態。
タラノキ

枝を水に挿して、自宅タランボ採取を目論んでいるのだろう。

激しい針に臆せずめげず折り採っている。

どれだけ厚い手の平しているんじゃい!


万寿山


花巻に万寿山という山がある。

その筋では「花の山」として知られているらしい。

まだ花には早いとは思ったけど、偵察に出かけた。


台温泉から登る。

駐車場には、松園でまだ茶色い塊のキブシが開花していた。

キブシ

アブラチャンも満開。

アブラチャン


よそ様の庭先、みたいなところが登り口だった。

すぐに足元のショウジョウバカマがご挨拶。
ショウジョウバカマ

気をつけないと踏み潰しそうな密生状態だ。


イワウチワも林床を覆う。

イワウチワ


気の早いシュンランがうつむく。
シュンラン


そして、今回の目的、ミスミソウ。

お初のおめもじ。

う、美しい!

白から薄ピンク、濃いピンクまで変異が多く、おまけにその数の多さに圧倒された。

ミスミソウ

降り口にはお馴染みキクザキイチゲも咲いていた。
キクザキイチゲ

この春一番の山を堪能した。

傷物カメラ、まだ頑張ってるよ。



旅立ち

3月31日の夜行バスで四女が東京に発った。

一人暮らしの始まりだ。

せいせいするかと思っていたが、さすがに最後の一人が旅立つと、なんとなく心に穴があく。

チーズの消費量が減るだろうな。

ミスタードーナツとは当分縁切りだな。

そして、犬の散歩は完全に私の仕事である。

夜は2匹のデブ親父猫に圧迫されながら寝ている。

が、昨日携帯電話が鳴り、振込みを忘れないように、との指示を受ける。

遠隔操作か!

始まったばかりの携帯家族間無料サービスが恨めしい。

ぶつぶつ言いながら振込み、控えを送るのに、しいたけやらアスパラを買って同封する親心。


今日、故あって自転車で仕事に行った。

明治橋から上流を見る。

白鳥
白鳥達、まだいたんかーー!

3月半ばに大編隊が上空を行き、その後小編隊がぼちぼち行った。

娘によると、後半の小編隊は落ちこぼれで、その証拠に列がきちんとできていないという。

確かにそうだった。

とすると、ここで未だに餌をもらっている集団は何?

超落ちこぼれか、もしくはしんどい渡りをやめちゃった超賢い1群れ。



フユシャク

「ネコムシブログ」と呼ぶ人もいるらしいが、虫についてはど素人で、それだけに新しい発見が多くて楽しい。

今日も、いつもの散歩道の手すりで、異形の生き物を発見!

これはもしかして、あのフユシャクの♀ってヤツ?

オスは初春にヒラヒラ飛んでいるのを見るが、メスはお初。

本当に翅がない。サイズは8mmほど。

なるほど今まで探しても気づかなかったわけだ。

フユシャク♀

近くにオスもいた。

フユシャク♂

クロテンフユシャクってやつらしい。

卵を産んでいるメスもいた。

フユシャク産卵

こいつは飲まず食わずで冬越しをし、フェロモン出してオスを呼ぶんだって。

はあ、ご苦労様。




3月終盤

いつもノンベンダラリ、ぐうたら生活をおくっているのに、人並みの年度末で慌しかった。

無更新記録をつくってしまったよ。

いつまで盆休みか事務局長 や、雪が消えても越冬生活のネタを温存する会長 よりはマシだけど。


無更新期間中のお仕事↓
水生生物

白鳥

どう見ても子どもと遊んでいるだけ。


本業である研究会の委託事業完了届けは無事受理された。

副業もドタバタと終了。

その間隙をぬって、ようやく四女の進退も決まり、東京に住まいを決めに行った。

東京はまさに春爛漫で、桜が満開、柳が新緑、虫よりたくさんの人が湧いていた。

浮世の雑事に追われている間に、盛岡でもちゃんと春が来ていたよ。

サンショウウオ サンショウウオの卵。

ただし、左半分生死不明。

オオムラサキ オオムラサキ幼虫


そして、ミツバチの生態をテレビで観賞するはんちゃん。
はんちゃん


明日は四女の荷物の搬出だ。

北帰行2008

昨晩湯船に浸かって、ウトウトしていたら窓の外から大声が。

カオカオカカオカオカオ

ほお、北帰行だね。

元気でまた冬には戻って来いよ。

CAOCAOCAOCAO

おや、次の一団だね。

KAOKAOKAOKAOKAO

うるさーーい!!

白鳥は夜でも構わずに鳴く。

あの調子でシベリアまで鳴き続ける気だろうか。

↓今朝見た一団。列バラバラ。

北帰行

http://csg.ameblo.jp/csg/entry-10010583281.html
一昨年に写した岩手山背景北帰行の1枚に味をしめている。

よく晴れた今夕、同じところからのショットを狙った。

岩手山

大きな違いはまだ湖面が凍っていること。


隅に少しだけ溶けているところを見つけて、カルガモが憩っていた。

カモ




娘の春

受験生の四女(今、砕けたリーフパイをスプーンで食べている。)、今日が合格発表だった。

みごとに撃沈。

まあ、根拠のない余裕で毎日を過ごしていたからね。

18の春、サクラ散る。

おーい、後期があるんだぞ。

いつまでも食べているんじゃない!


先月末、三女が誕生日を迎えた。

21の春。

で、友達がケーキを作ってくれたそうだ。
ケーキ
豪華蟲だらけケーキ。

鳥様々

そろそろ春の気配かな?という頃に、残り物のナナカマドを爆食しているのがツグミ。

「とりぱん」でも、情けなくて卑屈なキャラで描かれている。

庭に木のない我が家にも、隣のサクラにとまるツグミが、ついでで降りてくる。

ツグミ

こいつが太い!

そして、情けなくも卑屈でもない。

ヒヨドリが塀の上に停まっていると、塀の反対側から頭を低くしてダッシュで向かっていく。

あの強気、暴力的なヒヨドリが「ひー!」と鳴いて逃げている。

四十四田渕では毎年恒例ベニマシコ。

ベニマシコ

うう、写真が悪い。


日曜に、春ウララの天気に誘われて、1時間半散歩をした。

いつも行かない所で、鳥の巣を発見。

この内部は何だろう?

法面保護に使うシートの材料だろうか。

鳥の巣

居心地の悪そうな家だ。


足跡コレクション

今は足跡のシーズン。

画像をクリックすると大きなサイズで見ることができます。


↓カラスの足跡。 目尻ではない。
カラス足跡


↓ぺたぺた水かきつきはカルガモ。
カモ足


↓リスが手すりの上を走る!
リス足

↓タヌキは足が短いので、引きずり跡がつくそうだ。

タヌ足

振り返って、自分の足跡が引きずっていたら、無理してでも足を高くあげて歩こう。


↓こちら、ひきずっているのはしっぽ。ネズミらしい。
ネズ足

そんでもって、この水の中の跡は誰だ?

やはりしっぽを引きずっている。
?足
サンショウウオお目覚め?

速報第2弾 全くジャンルは違うけど

ほんの1時間前、出かけていた森林公園で「キツネだ!」の声。

慌ててカメラを持って窓の近くに行った。

キツネ1

キツネ3
キツネ2 ふう
キツネ4 ん?
パラパラ漫画の要領でご覧ください。