木質バイオマス日誌 -35ページ目

ホシガラス

昨日も暑かった。

高知より、盛岡の最高気温の方が高い。

暑さに絶えきれず、義経よりちょっと遠い、高知から盛岡まで北進してきた私の立場はどうなる?

理不尽だ。

涼を求めて八幡平へ行った。

なんだかやたらホシガラスが多かった。

ホシガラス

ハイマツの球果をくわえている。

むしっては食べ、むしっては食べ、ご機嫌である。

あまりにおいしそうなので、まねして試食してみた。

黄色いのが種である。

ハイマツ

皮が堅くて、少々口に残るが、松の実の風味が香ばしい。

これなら、本来の松の実、チョウセンゴヨウの種にそれほど引けをとらない。

本来の松の実は500円/100gくらいするから、ホシガラスって結構ハイソな食生活なのね。

ただ、むしった手がベタベタになったのには閉口した。

私は知っている。

ホシガラスの指や嘴はべったべたで、ゴミとか付いているに違いない。



サル

サルガオ

我が家のお風呂場にいるこいつ。

子どもに「何これ?」と問われ、

「サルガオにサルオガセ」と答えたら、

「アホじゃない?」と一言。

サルオガセは櫃取湿原に落ちていたものです。

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昨日梅雨があけたそうだ。

風通しが良くて、快適なエコオフィスであった金澤林業2階が、この数日とてつもなく暑い。

もうすぐ立秋。

事務局会

月に数回、事務局会や運営委員会がある。

メンバーはそれぞれ本職を持っているので、始まるのは大概夜6時ころからである。

これを「夜のお仕事」と呼んでいる。

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昨日も夜のお仕事があった。

さんさで賑わう街を通り抜け、会場にたどり着くのはなかなか時間がかかる。

予想できたので、あらかじめ自転車で出勤、5時に金澤林業を出て、

途中、北上川の鴨 をチェックした。

今回は双眼鏡も、カメラも持っている。

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ちゃんといた。仔カルガモはしっかり成長していた。

カルガモの親子

ただし、この写真の右上の1羽はお母ちゃん。(お父ちゃん?)

写っていない1羽を加えて7羽、全員元気に泳いでいた。

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今朝、犬の散歩をしていたときは、カラスが3羽の子どもを連れていた。

ちなみに我が家の子どもは4人。

数だけで競うなら、カラスには勝ったけど、カルガモには惨敗。

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事務局会では、今年度の計画がほぼ決まった。

9月2日~4日は毎年恒例「住まいとエネルギーのフェスタ」。

本格的に稼動始めます。

スペースシャトル

金曜から2泊3日で、某森林関係の研修会に行っていた。

この手の研修は、今までも何回か受けているが、今回のは切り口が「林業」で、

とてもおもしろかった。

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その中で、「アカマツは地中の菌と共に生きているため、人工造林が難しい。

苗畑の段階で菌と一緒に育てて、造林の際、土ごと植えると成功率が上がる。」

という話があった。

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我が家の庭に、高さ1mほどのイタヤカエデがある。

ある山で、半分土から根っこが出て、転がっていたのを拾ってきて植えたものである。

今年も、イタヤカエデより背の高いアキカラマツとナガボノシロワレモコウが、

大家を取り囲んで繁茂している。根元には、ギボウシの仲間や、アマドコロ(?)と、

これもなかなか魅力的な店子達がのぞいている。

どれも、全く知らないうちに勝手に出てきた。

イタヤカエデの根っこに付いてきたのだろう。

イタヤカエデと草本達 -

そのとき目に見えなくても、いろいろな生き物がじっと出番を待っている。

アカマツの菌は、ずっと目に見えないが、それでも重要な役割を担っている。

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ところで、スペースシャトルが宇宙に行って、野口さんが船外活動とかしているけど、

宇宙空間にはそんな秘めたる存在はないのだろうか?

イタヤカエデを取り囲む草達を見ていて、ちょっと不安な気持ちになるのでした。


特技

どこでも寝られる。

旅行先はもちろん、テントの中でも、いや、テントなしの、まんま外でも。

これは特技です。

ただし、特技の裏返し、どこでも寝てしまうのは欠点です。

今、バイオマスで大変お世話になっている某先生の授業を受けたとき、

(古い話ですが。)

「じっと私の目を見て、真剣に授業を聞いている。」と褒められた。

ごめんなさい、あの時はただ目を開けて寝ていただけです。

その証拠に、テストの結果は悲惨の一言、現在残っている知識はほぼ皆無。

で、今日、仕事中に眠くなった。

お茶を飲んでも、伸びをしてもダメ。

しかし、一人事務所とは良いものです。

名簿のチェックを置いて、掃除機をかけた。

すっかり復活して、ちゃんと仕事を再開した。

階下の金澤林業の皆様、今日、突然2階の間借り人が掃除を始めたのは

そんな訳です。お騒がせして申し訳ありませんでした。

名簿のチェックも終了。来週には総会の議事録が発送できるはずです。

ところで、マツケンサンバを踊る際は、言ってくだされば

腰元ダンサーズの持つシャラシャラ、作って差し上げます。

結構評判いいがやき、まかしちょいてや。



マツケンサンバ

先輩の結婚披露宴で余興をやってくれないかと頼まれた。

人数は二人。人前で何かをするのは苦手な私たち。

迷ったあげく、マツケンサンバに決めた。

二人ではゴージャスに欠けるので、ごまかしはきかない。

小細工なしに徹底的にマスターすることにした。

振り付けDVDを見て二週間みっちり練習。

浴衣着てかつらかぶって雪駄履いて顔白くした。

そして当日。

大盛況。

新郎新婦も喜んだ。

なんとかなるもんだ。

カモシカ

家の近くで花の写真を撮っているとき、前方に視線を感じたため頭を上げると、

カモシカ こいつだった。

松園住宅団地から徒歩5分。

四十四田ダム湖畔である。

結構大きかったが、写真でみると足が弱々しく、まだ子どもかもしれない。

岩手はまだ自然が豊か・・・なのか、危ないからこんなところをうろうろしているのか。

よーく考えて~♪ お山は大事だよ~♪

鳥たち

鳥達が巣立ちのシーズンらしい。

家の近くでなにやら大騒ぎをしているので、潅木の中を透かせて見たら、

シジュウカラの雛が2羽、飛び回っていた。

まだ、トレードマークのネクタイが、縞でなくぼかしになっている。

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北上川ではカルガモが雛を従えて泳いでいた。

なんと7羽の子沢山。次にここを通るときはカメラを持っていこう。

上空ではチョウゲンボウらしき猛禽が飛んでいた。

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そんなこんなで、昨日もチャリ通で鳥達を楽しんでいます。

今日は台風が来そうだから車でいくよ。

さっき、庭のトマトの支柱を補強した。

キュウリも毎日4、5本収穫できて、絶好調なので、

お願い、台風さんお手柔らかに!

会員名簿

ようやく2005年度の名簿の整理が終わった。

200人以上の方が、身銭を切って会費を払ってくださる。

これってすごい!

責任を感じる。

段々不安になってきたから、来週もう1回チェックしようっと!

木曽御嶽山

連休に木曽へ行った。


一晩目、奈良井宿 で、1年ぶりに会った友人達と旧交を温める。

薄墨色の夕暮れの中に連なる宿場町は、風情があって、毒気が抜ける気がした。

翌日は木曽御嶽山へ。

信仰の山である。延々立ち並ぶ石碑。六根清浄を唱えながらひたむきに登る人々。

最も、我々のような、全身に俗物をまとった集団も少なくない。

とにかく人が多い。その分、期待した花が少ない。

お気に入りのアオノツガザクラを一株見つけたからヨシとしよう。

アオノツガザクラ

最終日、もろもろの用事を済ませたら、とっていた指定席の「はやて」に乗り遅れた。

やむを得ず最終の「はやて」の立ち席券で盛岡に帰る。

案の定、松園行きのバスはすでにない。

そんな訳で、登山より疲れたこの日、毒気と俗気が一気に戻って、反対に2日たっても気力は戻らないのです。ああ、六根清浄。