観察園の虫たち | 木質バイオマス日誌

観察園の虫たち

このシーズン、わんわんの散歩はやたら時間がかかる。

足元を見て、木の葉の裏を見て、鳥の声に耳をすまして・・・。

で、今朝は観察園の中でお馴染みさんに出会い、幸せな気持ちになった。

ハシバミの葉裏にオトシブミ。
オトシブミ

揺籃をつくっていないときは、結構シャイで、視線を感じると飛んでいくか、落下するか。

シルエット状写真しか撮れない。


オオムラサキ幼虫も元気にエゾエノキの葉をかじる。
オオムラサキ


そして、これは何?

目鼻がないのに、葉っぱを食べている。

体の表面はぶつぶつで、丁寧に見るとかなりエグイ。
ツマグロフトメイガ

図鑑で調べてアタリをつけ、更にネットで検索したら愛読のイッカク通信に載っていた。

更に、夜もう一度検索すると、なんと、今日アップしてあるのがこいつではないか!

http://ikkaku24.exblog.jp/

「ツマグロフトメイガ」

目鼻がないのも当然で、これはフンでつくった殻だという。

しかし、この色調の変化はなんだろう。

首もとの分までは黒っぽい餌をとって、黒っぽいフンをし、黒い襟を仕上げる?

その下、足元までは薄茶のフンでつくっている。

うーむ、こだわりの意味がわからん。